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背中で泣いてる男の美学を慎重かつ大胆に描いたブログ
チンカスが世界を巣食う


とある世界には、不思議な球を約70個ほど集めると
どんな願いでも叶えてくれるという
とびっきり斬新でアバンチュールなアイテムがあるという。

過去に歴戦の勇者達が挑戦しては挫折し
ただいたずらに時間だけが過ぎていった。

そしてついに、ある男が約70個ほど集めることに成功したのだった。

「俺の願いを叶えてくれっ!!」

空は暗転し、雷鳴が轟き、まばゆいばかりの閃光とともに
ちょっぴり小太りなおじさんが現れた。

『さぁ願いを言え。どんな願いでも、ひとつだけ叶えてやろう。』

「おおっ!まさかこんなおっさんが現われるとは思ってもいなかったが、
ついに、ついに願いが叶うんだな。しかし、本当なんだろうか。」

『チッ!』

おっさんは明らかに聞こえるように舌打ちした。

男はこの日の為に、願い事をどうしようかと
考えに考え込んでいたのだった。
そして、究極の願いを見つけることに成功していた。

「よし!それじゃあ、どんな願いもひとつだけ叶えられるというのを
制限なくどんな願いも叶えることができるようにしておくれ」

『えっ、まじ?』

「まじ。」

あきらかに不服そうな表情のおっさんである。

『すまんが、その願いだけは叶えることができん。』

「ええっ!!どんな願いでもって言ったじゃん。アンタ言ったじゃん。
そんなんだったら、きちんと説明しろよ。
さぁ願いを言え。どんな願いでも、ひとつだけ叶えてやろう
ただし・・・
願いの数は増やせませんよってな!」

『…わかった、その願いを叶えてやろう』

「ん?えっ、何?ちょっ俺、まだ何も言ってないけど…」

『これからはきちんと説明することにした。さらばじゃ!!』



「ちょっ、待てよ!!」



そして不思議な球は空に駆け上がり
散り散りにきら星のごとく世界中に飛んでいった。


長い月日が流れた…。


激しいリベンジ精神だけが、男を突き動かしていた。
なんと、再び男は約70個を集めることに成功したのだった。
そしてこの日の為に、願い事を言うまでのシュミレーションを
一言一句漏らさず紙に書き留めて、運命の日を迎えた。

「おっさん、出て来いやぁっ!!」

空は暗転し、雷鳴が轟き、まばゆいばかりの閃光とともに
ちょっぴり小太りなおじさんが現れた。
前回より髪が薄くなり、哀愁度が増している気がする。

『(ああっ!!またアンタかいな)あっ、んっ、ゴホン、では…
さぁ願いを言え。どんな願いでも、ひとつだけ叶えてやろう。
ただし、願いの数は増やせませんよ』

おっさんは、どや顔をしている。

「今回の俺は、ミスはしないぜ!ここにアンタとの
会話をシュミレーションした紙が、…紙が、…ないっ!」

うっかり無くしてしまったらしい。

『紙?大事な紙を無くしたのか?なんなら見つけてきてやろう』

「いらんわっ!アホかっ!」

『これはサービスだ。二回もわしを呼び出すことができた、
君へのお礼もかねてのことだが』

「嘘をつけ!お前がそんないい奴なわけないだろう。騙されはしないぞ。」

『むむぅ、バレていたとはな。さすがだ。』

「性格、悪っ。その性格、なおしたほうがいいぞ・・・ん?
(あれ?もしかして・・・、今の願いとして・・・)」

『わかった。その願いを叶えてやろう』



「願い叶えてるーーーー!!!!!」



『苦労して集めてくれてありがとうございます。
もしよろしければまた集めてくださいね。
ではお先に失礼します。お疲れさまです!』



「性格よくなってるーーー!!!!!」



そして不思議な球は空に駆け上がり
散り散りにきら星のごとく世界中に飛んでいった。


男は再び立ち上がることはなかった。
しかし、男が叶えた願いは、後の世に大いに役立つことになっただろう。


『YOUSUKYのショートショート vol.16』
『YOUSUKYのショートショート vol.15』
『YOUSUKYのショートショート vol.14』

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関連タグ  ドラゴンボール ショートショート 小説 笑い 勇者 神龍 ブログ 記事 YOUSUKY 短編
笑ってゆるゆるして(笑)


文章の後に、(笑)をつけてるの見るけど、笑えない。

笑えってことなのか?強制か?って、思ってしまう。

面白い文章でも後に、(笑)がつくと冷めてしまう。

ただ付いてる文章のほとんどが面白くないのが事実。

付けてる人自体、面白い奴はいないと思う。

おいっ、それは言いすぎだろ。ごめんなさい。

実はこのブログに(笑)は、一度もない。・・・多分。

なぜかって?そりゃ、ほんとに笑えないから。

w ← こいつはまだ、いい。ノリ的で。

絵文字で顔が笑ってるのもいい。

ただ、(笑)はやめて欲しい。


さて、今日の記事。めっちゃおもろいよ(笑)!!! 


なんて書かれていたら読む気がしない。

とか言いながら、怖いもの見たさで見ることもある。

そんな俺に乾杯。

さて、どれぐらい(笑)は罪なのか、検証すると

上の内容に(笑)をつけてみた。



文章の後に、(笑)をつけてるの見るけど、笑えないね。

笑えってことなのか?強制か?って、思ってしまう(笑)

面白い文章でも後に、(笑)がつくと冷めてしまう(笑)

ただ付いてる文章のほとんどが面白くないのが事実。

付けてる人自体、面白い奴はいないと思う。

おいっ、それは言いすぎだろ。ごめんなさい(笑)

実はこのブログに(笑)は、一度もない。・・・多分(笑)

なぜかって?そりゃ、ほんとに笑えないから(笑)

w ← こいつはまだ、いい。ノリ的で。

絵文字で顔が笑ってるのもいい。ただ、(笑)はやめて欲しい(笑)

さて、今日の記事。めっちゃおもろいよ(笑)!!!

なんて、書かれていたら読む気がしない。

とか言いながら、怖いもの見たさで見ることもある(笑)

そんな俺に乾杯(笑)



何故だろう、我ながら殺意が沸いてきた。



結論!!!!


(笑)とは危険である(笑)
 


『YOUSUKYのショートショート vol.15』(笑)
『YOUSUKYのショートショート vol.14』(笑)
『YOUSUKYのショートショート vol.13』(笑)

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侍ジャポン全員集合


いやぁ勝ったぜ、優勝だぜ、連覇だぜ。

WBC日本代表に僕が呼ばれてなかったから

連覇できるのかどうか不安だったがよくやった!




本当にお前さんたちはねぇ、

強いサムライになった!


                                    by ルンバ タツノリ


サムライになったのか・・・・(´・ω・`)

サムライになりたかったのか・・・・(´・ω・`)



Q.優勝おめでとうございます。現在の心境は?

そうっすねぇー、まだ夢心地です。

Q.それにしても、すばらしい活躍でしたね?

そうっすねぇー、貢献できてよかったです。

Q.いま、一番したいことはありますか?

そうっすねぇー、休みたいです。

Q.オリバー?

ソースねー。

Q.デミグラス?

ソースねー。

Q.目玉焼きには?

醤油ですね。

Q.だよねー。

そうっすねぇー。


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マジカヨバナナ先手必勝


ジョナサンは群れからはぐれてしまった。

こんな経験は初めてだったので不安も大きかったが

何より今までにない景色に心を躍らせた。

そしてしばらく小さな冒険を楽しんでいると

見たこともない生き物達に遭遇した。

警戒はしつつも、その生き物達の様子を伺っていると

奴らは突然襲い掛かってきた!

次から次へと、ジョナサンは攻撃を受け続け

逃げる隙も与えられぬまま

瞬く間に息を引き取った…。

そして、いままで少しづつだが貯めていたお金を

根こそぎ奪われてしまった。



その集団とは、魔王を倒すべく旅に出た

勇者御一行であったそうな・・・。


shortshort-yousuky13.gif
ジョナサン



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※恋人のスーザン

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俺、逝きます


僕は先日、赤色の油性ペンを探していたんだ。

でも、見つからない、どこかにあるのでは?と思い

母に尋ねることにした。


僕「赤い油性ペンってない?」

母「探しとくよ」


それから、探し終えた母は、



母「ないなぁ、赤い水性しかないわ」


僕「水性かぁ。・・・・・ん?・・・赤い、水性?赤い水性・・・」






赤い彗星だって!?



shortshort-yousuky12.jpg


みなさんのお家にもありますか?


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