ルールルルル。
シュールルルルル。
シュールでクールに
ROCK'ON ロールキャベツ…
西暦…、聞いたことがある。
遠い遠い昔の時代のことだって
村長が言ったんだ。
もうすぐ世界に終わりがくると…
でも、村長はボケてるので誰も気にしない。
ボケてるくせにハゲている。
しかも老兵死なず、夜も現役だ。
まさに武士と書いて「もののふ」と読む
男とはこうありたいものだ。
普段は村長の言葉など尊重しない僕達だが
いわゆる、ソンチョDEソンチョなのだが
今回だけは誰もが信じざるをえなかった。
また、村に血が…、流れたのだ…。
村長の歯茎からなんだけどもね。
そして僕は、一日を何事もなく過ごし
いつものように、いつもの時間に布団に入る。
世界が終わろうとも関係ない。
だって、僕にできることなんて何もないだろう
そう、思っていた。
その日、不思議な夢をみるまでは。
その日の夢はいつもと違っていた。
声が聞こえたんだ。
夢なのだろうが、夢ではなく
耳元で本当に誰かが囁やいてる
ような不思議な感覚だった。
その声の主が言うには
宿がないから今日は泊めて欲しい だの
でも、寝れないからゲームしたいんだけど何か無い?
などなど、まだまだ続くのだが、一番重要なことは
どうやら僕が、世界を救う旅に出なければいけないという
滑稽で、幼稚で信じがたい話だった。
もちろん、僕は朝一で旅にでたんだ。
街がまだ目覚めていない、朝もやの中、
村長の家から、気持ちばかりの全財産をいただいて。
村を出た途端、モンスターが現れた。
そういえば聞いたことがある
こうやって、敵を倒し経験を積むことにより
ふらふら遊んでいながらも一発逆転、
賢者になって地位と名誉を手に入れることができる
おいしいシステムを。
早速、しばきあげた。
これでもかってぐらい、たたきのめしておいた。
二度と近づくことさえできぬように。
すると、不思議なことに
仲間になりたそうにこちらを見ている…
瞳がとてつもなく怪しく輝いていたので
丁重にお断りをさせていただいたが
「しかし、仲間になりたそうにこちらをみている」
『逃げる』
「回り込まれた」
『逃げる』
「絡みつかれた」
・・・・・
そして、2h後
熱い友情で結ばれた仲間を得て
次の街へ向かうことにした。
~次回予告~


♪手作り遷都くんデコメ♪

今回の“逢いコン”ちゃん達





